宝剣岳 サギダル尾根


宝剣岳 サギダル尾根
2015年12月12日~13日

CL:ぐっさん 塚さん もっちゃん

12/12 天気晴→雪
朝8:45の菅野台バスに乗車し、10:00前に千丈敷着。1時間ほど高度順応のため休憩し、11:00サキダル尾根に向け出発。尾根上は雪が無くブッシュがでていたため尾根の左側の雪の急斜面を進む。気温が高く踏み抜きが発生し体力の消耗をする。上部へ行くほど傾斜がきつくなり、限界に達するあたりで尾根に乗る。すぐ核心に出たが足場が悪くロープを出すことができないため、慎重に進む。岩と雪の急斜面でセルフをとり、ロープをセットし登攀開始。すぐに2mほどのほぼ垂直なつるっとした岩が出てきてアイゼンの前歯を微妙に引っ掛けながら登ったところが一番の核心であった。全員20k以上装備を背負ってるため余計に難しい。14:00にサキダルの頭に無事到着。ロープをしまい、宝剣南稜を進む。雪はそれなりにあったが、鎖はすべて出ていた。16:00に宝剣山頂着。ガスっており、眺望は無い。夕暮れが近いのですぐ北稜を進み17:00ごろ宝剣山荘着。合計6張程度である。昨日の雨が凍り硬い雪を少しだけ整地しテント設営。

12/13 天気 吹雪→曇り
吹雪いており眺望も無い。20cmほどの降雪があり、中央稜はあきらめ下山を決定。同志会も含め多くの会が雪上訓練をしていた。乗越からはアイゼンワークの練習をしながら下山。途中中央陵の取り付きを見に行ったがガスっており、多くの尾根のうちどれが中央稜かも判断できなかった。
9:55のロープウェイにのり終了。

今回は中央陵はできなかったものの、サキダル尾根をテント泊装備を担いでザイルをだしアイゼン登攀できたり、翌日は厳冬期の悪天の中の撤収、下山をしたことは、とてもいい合宿Bのシュミレーションになった。中央稜はまた近いうち挑戦してみたい。

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