2001.4.4(水) 願教寺山(1690m)(岐阜県白鳥村)


参加者 : 八麻呂(CL),TOM

4年間恋焦がれていた願教寺山。石徹白の一番奥の山。ガンキョウジという音の響きからくる凄さ,取りつくまでの奥の深さ等々,思いは募るばかりでした。

林道に入って10分後,土砂・雪塊が路上に,シャベルとピッケルで土方仕事。恐る恐る乗り越えること6回。倉谷出合いで除雪は終わり。ここから歩く。石徹白大杉Pより500mが危険。林道を乗っ越した雪が急傾斜を呈し,滑ったら20m下の石徹白川にドボン。下流は雪渓となっている。小雪が間段なく降り続く。願教寺谷を左岸に渡渉,所々流れが顔を覗かせているが,雪渓の厚いところを選んで渡る。(帰りははまりかけた。)谷の途中,山頂から直接伸びている尾根に取りつく。ドキドキするような急登。天候回復。燦々たる太陽が心躍らせる。四囲はすべて自分たちのために姿を見せた。願教寺山は無論のこと,よも太郎に銚子,そして一ノ峰二ノ峰三ノ峰,別山が剣の八ツ峰のようだ。豪快に張り出した雪庇を横目に登り続ける。

1500mを過ぎた辺りから強風,樹氷がハラハラと散ってゆく。ここから見る山頂は恐ろしい程の傾斜の上にキリッと屹立している。思わず武者震いする。直下の傾斜は予想以上,半アイスバーン状,思いっきりピッケルを突き刺し,アイゼンを蹴り込み慎重に慎重に登る。山頂,ヤッター。その後はワケの分からない雄叫びを上げ二人で握手。南によも太郎,薙刀,遠く屏風山,西は赤兎,北に別山,東に丸山,芦倉,大日。今,この時,目にするものは全て二人だけのもの,オレ達だけのものだぞ~。強風で頬・鼻が痛い。早々に退散。

樹林帯の日溜まりで大休止。コーヒーが体中に沁み広がる。うまい。紫煙を吹かして幸せに浸る。なかなか下山する気になれない。この地を去り難い。5分歩いて振り返りニヤニヤする。「返り見すれば遠去かる,瞼に残るがんきょうじ」

この山は林道,雪状,天候の三拍子揃わないと入れない。ラッキーでした。

6年前より大日,丸山,芦倉,薙刀,野伏,小白そして願教寺山,長かったなー。(記:八)

 

 

 

 

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