木曽駒ケ岳(2956.3m)


木曽駒ケ岳(2956.3m) 濃ヶ池
中央アルプス
夏合宿岩稜歩行訓練
自主山行
2016年7月10日(日)
メンバー:CLちえぞう、SLまささん、いよちゃん、まーちゃん、やぎちゃん、ひーちゃん、まいまい、こん、ゆかりん、ターコ、さいとも、よこさん、おさちゃん、たかし、たくみ、まこ(記録)

コースタイム:
7:15菅の台P→8:20しらび平→8:30千畳敷9:00→9:45乗越浄土→11:15木曽駒ケ岳→12:45濃ヶ池(大休止30分)→14:20宝剣山荘→14:35乗越浄土→15:30千畳敷→16:20菅の台P

当初,この土日は槍ヶ岳への山行を計画していましたが,雨のため中止になってしまったため,急きょ木曽駒ケ岳への山行に参加させていただきました。千畳敷まではロープウェイで来たことがありましたが,そこから上に登ったことはなく登山を始める前から行ってみたいと思っていた場所だったため,朝からハイテンション!睡眠不足も気になりませんでした。

この日は天気が良く,私たちが菅の台Pに到着したころには,すでにバスの行列がずらり!どれぐらい待たないといけないんだろうと心配しましたが,15名以上は団体割引を使うことができバスの乗車も優先されるとのことで,スムーズに乗車できました。
千畳敷に到着後は景色を楽しみながら,30分間高度順応のため滞在。お菓子を食べたり山々の間から顔をだす富士山を楽しみました。
高度順応後,千畳敷カールの美しさを堪能しながら八丁坂へ。あこがれていた木曽駒ケ岳山頂へのルートを進みました。八丁坂は登山者が多くおり,ときどき思うようにすすむことができませんでしたが,振り返ると広がる千畳敷の景色をゆっくり堪能できたため得した気分にさえなりました。
乗越浄土では8日に崩落した宝剣岳へのルートについて,話題になりました。鎖場に落雷があり周辺の岩が崩落したとのこと。今回も当初は宝剣岳に行く予定だったため,楽しみにしていたメンバーからは行きたかった!次は絶対に行く!!と声が上がりました。
乗越浄土をあとにし,中岳,木曽駒へ。このころから私の体に異変が。なんだか頭がもやもやする…。寝不足だからかなと特に気に留めず高山植物や仲間との写真を楽しみました。
濃ヶ池分岐に向かうルートはハイマツと青空のコントラストやお花畑に何度も感動。ただ,足元は大きな石がごろごろとあるため,浮石を踏んだりバランスを崩さないよう注意しながら歩きました。
濃ヶ池分岐を濃ヶ池のほうへ進むルートはこれまでと雰囲気が変わり,樹林帯の中を進みます。濃ヶ池を眺めながら昼食のため大休止をとりました。景色は素晴らしかったのですが,寄ってくる虫と格闘しながらの昼食となりました。
昼食を終え,宝剣山荘へ向け出発。このころから私の体調が徐々に悪化し始めました。中岳で感じたもやもやは頭痛へと変わり,胸やけも。渡渉やはしごがあるルートは普段なら楽しみながら登れるのに,今回は全く楽しくない…。これはもしや高山病なのかと思いつつ,一向に近づかない宝剣山荘へのルートを必死で登りました。
宝剣山荘に到着し鎮痛剤を服用。パーティのメンバーから高山病になったのではないかと声をかけられ,やっぱりそうだったんだと納得。ほかのパーティを待たずに高度を下げることにしました。
八丁坂を下っていくと鎮痛剤も聞いてきたからなのか,頭痛が少しずつ改善。千畳敷につく頃にはかなり良くなっていました。
今回の山行は,楽しみにしていたにも関わらず,初めての高山病でルート後半の景色が全く楽しむことができませんでした。次に木曽駒ケ岳に来るときは,高山病の対策をしもっと山を楽しめるようになりたいと思います。

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