鍬崎山/2089m 日程:2025年7月13日
メンバー: TOM (CL)、スガ(SL)、よしくん(記録)、Taco(会計)
コースタイム:(前夜泊)〜3:00あわすのスキー場P→5:20瀬戸蔵山→6:30大品山→10:20鍬崎山→14:50真川ダム→15:50あわすのスキー場P
今回、急登、長距離歩行のトレーニングを兼ねて選ばれたこの山は、夏の暑さも加わり、辛さの三拍子がそろってしまうことを避けるため、夜明け前の早い時間に出発することになりました。
登り始めは緩やかなゲレンデを進み、その先は暗闇の山道、風は生暖かく、この後、日が出てさらに暑くなってくることを思うと、この時点では先が思いやられてしまう気持ちでいました。それでも点在する立山杉の巨木を目にしながら、少しずつ高度を上げると、日の出とともに瀬戸蔵山に辿り着き、朝の山の心地よさを感じられるようになったこともあり、メンバーは調子を上げて歩みを進めることができました。大品山では、これからが本番と気持ちを新たにしましたが、ここからが遠く、どこかの情報で「山が見えているのに近づけない」と表現されていたことを思い出し、繰り返されるアップダウンに粘り粘って山頂に辿りつきました。
山頂では、薬師岳などの立山連峰の展望を満喫することができ、これまで登ってきた道のりを思って達成感を得ることができました。しかし、下りは延々と続く長い道のりが残っており、真川ダムや配水管など見どころはあったものの、メンバーは、今まで登った山の下りの大変さを話しながら、後半は疲れからか会話もなくなって、疲れがピークにさしかかる頃、林道に出て、辛く、長く、楽しかった山行を終えることができました。
