2025年7月19日〜21日 大日岳/2498m、奥大日岳/2606m
メンバー:CL/TOM、会計/記録/よしくん
コースタイム
7/19 6:56大日岳登山口→8:35牛首→9:36大日平山荘前→13:25大日小屋(大日岳往復)
7/20 5:35大日小屋出発→7:50奥大日岳→10:00室堂乗越→10:50雷鳥平
7/21 7:25雷鳥平出発→8:45室堂バス停
今回の山行は、称名の滝に通じる道の登山口からスタートです。登り始めは緩やかで、こ
んな登りが続いたらいいなと思いましたが、テント泊の荷物もあり、次第に登りごたえを感じ
るようになりました。
大日平へ出ると、いつか行った尾瀬にいるかのような木道と広々とした平原を目にして気
持ちが和らぎ、一旦はこの後の急登やピークハントのことを忘れてしまうようでした。
大日平山荘で休憩を取ると、そこからはいよいよ稜線上にある大日小屋まで、直登気味に
登る場所に差し掛かりました。次第にきつくなる傾斜の中、メンバーの大きなザックの揺れ
を前に、普段とは一味違う登りを一歩ずつ踏み締めるように歩みを進めました。
大日小屋では、天気の良さから周囲の山々を見渡せる状況にあり、雷鳥も目にすることが
できたのですが、大日岳のピークを踏んだ後、小屋に戻ると疲れから座り込んだそのまま
の姿勢で眠り込んでしまいました。
翌日も好天に恵まれ、いよいよ稜線歩きの始まりです。中大日岳、七福園と見所も多く、何
より山を見ても山名の出てこない自分でも、その素晴らしさのわかる圧倒的に雄大な山々
の景色がずっと続いており、さらに奥大日岳では、岩の向こうからルートを逆に歩いてきた
会の仲間と出会いのサプライズ、一緒に写真を撮り楽しい思い出もできました。
奥大日岳以降は緩やかな下り基調となって、花々を愛でてゆったりとした気持ちで進むこと
ができ、少しずつ雷鳥平のカラフルなテント達が視界に入るようになり、あの場所に行けば
仲間に会えるという思いと同時に、この素晴らしい山行が終わってしまうという寂しさが、複
雑に入り乱れた気持ちになりました。
素晴らしい場所を教えてもらい、好天に恵まれて、実際に山々を歩いて経験、体験し、仲間
達に会う、感謝と喜び、登山の幸せを山ほど感じることのできた山行でした。
【2025年7月19〜21日】大日岳/2498m、奥大日岳/2606m
