参加者:ヨッスィ~(CL)、えりっこ
コースタイム1日目:広河原山荘7:30~二股10:00~左股コース~八本歯のコル13:00~トラバース道~北岳山荘14:30
2日目:北岳山荘4:30~間ノ岳山頂6:00(朝食)~北岳山荘8:10(撤収)~北岳山荘発9:00~北岳山頂10:20~北岳肩の小屋11:15(昼食)~白根御池小屋13:50~広河原山荘16:00
所感
1日目
昨年に引き続き、海の日は夫婦2人での山行になりました。2010年は奥穂高(標高3位)に登ったので、じゃあ今年は北岳(標高2位)に登ろうかという安直な理由です。
前日の夜21:00に愛知を出発、翌1:00に芦安駐車場着、すでにたくさんの車が車中泊をしていた。
朝5:10始発の広河原行きバスに乗るべく4:30頃バス乗り場へ向かったのだか、なんとすでに始発は満席!しかもあまりの乗客の多さに定刻に発車することが出来ず、やっと5:50頃発のバスに立席で乗ることが出来た。
予定より1時間遅れて7:30に広河原山荘発。しばらく歩くとなんと登山道まで大渋滞(;´Д`) さすが南アルプスというかなんというか…。二股まで渋滞は続く。
二股からはバットレスを眺めながら左股を八本歯のコルに向かって登る。自分は睡眠不足で、妻も睡眠不足かと思いきやどうやらシャリバテ気味でなかなか調子が上がらず、コルについた頃にはすでにヘロヘロ状態。北岳山荘の分岐でぐったりしていると「北岳山荘のテン場はすでにテントがいっぱい」と耳にする。慌てて場所確保のため自分だけ北岳山荘へ急ぐ。このトラバース道はとてもお花畑が綺麗だった。
ところで、バットレスにクライマーがいないかずっと見ていたのだが、誰も取付いているようには見えなかった。昨年の崩落からまだルートが開拓されていないのだろうか。
なんとかテントを張ることができ、山荘裏の眺めのいいテラスで早めの夕食と晩酌を頂く。残念ながら夕日に染まる富士は雲に隠れて見ることが出来なかった。翌日に備え(というか疲れて)19:00過ぎには2人ともバタンキュー。
2日目
3:30起床。若干白み始めた空は雲一つない晴天のようだ。支度を済ませ、山荘裏に富士山を見に行く。雲海の上にキリッとそびえ立つ素晴らしい富士山を眺めて写真に収めることが出来た。横を見れば北岳の脇から朝日が顔を出す瞬間、どちらも甲乙つけがたい素晴らしい眺めだ。
ところで今回の山行は、色々な出会いがあった。昨年の奥穂高山行の時にたまたま出会いお話したご夫婦と、今年も北岳で偶然の出会いを果たすことができた。昨年はジャンダルムを歩かれて、今年は白峰三山縦走ととても山キャリア豊富な素敵なご夫婦。間ノ岳までご一緒でき、とても楽しい稜線漫歩を喫することができた。
私たちは間ノ岳まではピストン、8:00頃デポしたテントに戻り撤収。今度はいよいよ北岳山頂へ向けて出発。北岳山荘から見た北岳への稜線はうんざりするような登りに見えたのだが、ペースを崩さず登れ、なんとかコースタイム通りで山頂に到着することができた。山頂はすでに人人人!もう少しゆっくりしたかったのだが、記念撮影の後、10分ほどで山頂を後にしてしまった。
北岳肩の小屋に下りた後、白根御池小屋に向けて草すべりのルートを選択。草すべりのルートはメインルートと比べてとても静かで、またお花畑の宝庫でもあった。傾斜はけっこうきついので登りはなかなか大変だろう、下りも大変だが。肩の小屋に泊まるのならあえてこのルートを選択しても良いのかも知れない、静かで良い道だ。
妻は白根御池小屋のソフトクリームで復活。この後の長いきつい下りもなんとか広河原まで下山することができた。途中でかなり足にきている単独の女性を発見、ストックを貸してあげてなんとか一緒に広河原まで下山することができた。この方もとても経験豊富な方で、40Lのザックに2泊分のテント泊装備をまとめているという驚異のパッキング。軽量のお勧めソロテントも教えてもらった。
なんとか無事に下山することができました。この後は、道の駅韮崎にてT泊(なんと道の駅韮崎はT泊にもってこい)翌日は清里を観光して帰路につきました。
うらやましいな
さすが、海の日連休の北岳!って感じでした(笑) 老若男女すごい人でした。
塩見岳までロングですねー!時間があればやってみたいですね。まずは白峰三山かな(*^_^*)
出会いもいろいろあってとても楽しい山行でした。次回は会のみんなで行きたいですね。
北岳、サイコー。
やっぱり日本第2の高峰の貫録ありますね。
稜線の流れが美しいですね。
やっぱり、南はスケールがでっかい。
出会いがいっぱいあって、よっしぃーの人の良さが表れた山行ですね。
そんなに人が多かったんですかぁ~。
でもお天気に恵まれて良かったですよね。
次回は間の岳~塩見岳の縦走なんていかが・・・・