2010.5.16(日) 大船山のアライダシ国有林での自然観察会。


大船山の南東側の林道から大船山の弁慶杉を見に行く。杉の木の上には蜂の巣があったらしく、熊の爪あとが残っていた。

国有林では広葉樹と針葉樹の混交林内を散策した。ブナの葉は固くて腐蝕しにくいので、ブナ林の腐葉土は厚く堆積し、堆積した腐葉土が水を沢山含んで、ブナ林が森のダムと言われる所以となっている。こうした広葉樹林を守ることはコンクリートのダムを作るよりも自然にも人間にも優しい、自然環境を守ることになっている。森のダムを豊かにするためには、針葉樹主体の植林地を広葉樹との混交林に変える試みもされている。

国有林内には遊歩道が整備されていて、木々には名札が付けられているので、なかなか覚えられないが一つでも木の名前を覚えて帰って来ただろうか。

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