参加者:CLソンベ、SLタッチー、よーさん、なかちゃん、ひらちゃん
1日目
八方尾根のスキーリフトでぐんぐんと高度を稼ぎ、標高1830mの八方池山荘から11:20に登山開始。
緩い登りと急登が交互に現れ、少しずつ高度を上げていく。
右手には白馬岳、左手には五龍岳を望み、白い衣を纏った北アルプスのワイドビューに心躍らせながらゆったりと登る。
15:45の唐松山荘に着く頃には日が傾き、岩肌のシルエットをくっきりと浮かび出す。
テントを設営し、落ち着いたら夕暮れ時に山頂を目指す。
17:00の山頂から見る景色は、夕暮れが霞む山並みをわずかに薄紅色に染める。
半袖でも暑かった昼とは一転し、一気に冷え込む。
早々に山頂からテン場に戻り、夕食を頂く。
野菜たっぷりの蒸し鍋ラーメンが冷えた体を暖める。
嗜好を凝らしたお酒もあり、あっという間に時間は過ぎ、夜は更けていった。
2日目
テントを出ると凍えるような寒さの中、テン場の上から朝日を眺める。
朝日が斜面の雪を朱に照らし、きらきらと輝く。
曙光に照らされた山並みは春らしく柔らかい表情を見せる。
遠くには剣岳が見え、その荘厳で力強い姿は、多くの登山者の心を掴んだ。神々の山嶺と呼ぶのがふさわしいだろうか。
7:55に下山を開始。足取りは軽く、一気に標高を下げ、10:40には八方池山荘に到着。
総括
2日とも天気に恵まれ、快晴に近い晴れの中、気持ちの良い登山を行うことができた。