2015年5月3日～6日 剣岳(2999m)源治郎尾根 春合宿A
メンバー gigi・ハチオ・ようちゃん・ムッチー・ひらちゃん
5月4日の天気予報は荒れ模様だったが、源次郎尾根から剱岳へ春合宿を決行した。
5月3日 前夜泊して目覚めた立山駅は観光客でごった返していた。3時間遅れ室堂へ。
雷鳥沢ヒュッテからキャンプ場を経由して、別山乗越・剣沢御前小屋までの急登は重い荷物を抱えて長くつらかった。
明日の天気予報を確認。やはり暴風雨。剣沢テンバで停滞し、剱岳登頂は5日、予備日6日に下山とスケジュールを変更した。
5月4日 午前から雨、準備してなかった一日追加分の食料を、Bチームが雨の中運んで来てくれた。仲間に感謝！一日のんびりして夜はＢチームと食事・酒を酌み交わした。
5日 3時起床 夜中の暴風雨は嘘のように晴れていた。薄闇の中出発。気温はグット下がり、雪は締まっていてコンディションは最高だ。雪道をアイゼンが突き刺す音が小気味よい。
源次郎の取付きへ、いきなりの急登をピッケルとバイルを両手に慎重に登る。凍っていてリスキーな岩場を登る。合宿に向けての訓練の甲斐もあり、途中2か所ロープを出すが、順調に進む。
Ⅰ峰を経由、ナイフリッジや難易度の高いバリエーションをこなしⅡ峰へ。右手には八峰が荒々しくそそり立っている。
Ⅱ峰の懸垂下降も順調にこなし、一路剱山頂へと足を一歩ずつ進める。11:00山頂到着。皆と固い握手をして検討をたたえ合った。360°のパノラマを楽しんだ。
カニの横ばいを経由し、気を引き締めて、平蔵谷を下った。雪は照りつける太陽のせいでかなり柔らかくなっていて、落ちる不安はなかった。
長い下りの後、テンバまでの長い登りを力を振り絞って登った。
剱岳を振り返り仰ぐ。人を簡単には寄せ付けない偉容がある。
何度見ても飽きないその山は、青空に映えて美しかった。
5月6日 4時起床、今日も快晴だ。立山の美しさを堪能した。
9時テンポよく室堂に到着した。
充実感たっぷりの合宿だった。
5月3日 立山駅～室堂～雷鳥沢～剣沢
5月5日 剣沢～源治郎尾根取り付き
5月5日 源治郎尾根取り付き～Ⅰ峰
5月5日 Ⅰ峰～Ⅱ峰
5月5日 Ⅱ峰～剣岳山頂
5月5日 剣岳山頂～平蔵のコル～平蔵谷出合～剣沢
5月6日 剣沢～雷鳥沢～室堂～立山駅
