2015年5月17日 木曽駒ケ岳【冬山初級】
メンバー::藪山(CL)、のりさん(SL)、しげさん、助六にいさん、まいまい、おとみさん、モリモリ、まいこ
【タイムスケジュール】
キャンプ場 6:30出発
7:15 菅の台バスセンター
7:45 しらび平
8:30 千畳敷出発
9:30 乗越浄土
10:00 中岳
10:30 木曽駒ケ岳山頂
11:00 下山開始
11:50 乗越浄土
12:30 千畳敷
14:30 菅の台バスセンター
バスの時刻がまだ冬スケジュールということで当初の予定よりも1時間遅いスタートとなった。
昨晩の宴の余韻を引きずりつつ、三ノ沢岳チームと共にバスに乗り込む。
モンベルカードがあると割引あり。
しらび平到着。標高1700mは気温低く10度ほど。長袖でもTシャツでは寒いのでヤッケを着る。
標高2629m千畳敷駅到着、快晴。すでに日差しが強い。
アイゼンを装着しているとすでに体が温まってきた。これから迎える急登に備えてヤッケを脱ぐ。
すぐ側に聳え立つ宝剣岳の姿は荒々しく迫力があった。
雪のカールへ入り遊歩道を歩くと間も無くカールの傾斜へ入る。雪は柔らかく少し滑りやすいが、ステップのトレースがしっかりしており安定していた。乗越浄土を目前にかなりの急傾斜。本日の核心。キックステップとピッケルで確実に一歩ずつ前へ進む。乗越浄土へ上がると穏やかで広々として雪はなく、展望も素晴らしい。
中岳へ緩やかで広々とした尾根を進む。ここから先は、多少の岩場はあるが特に危険箇所などはなくとても歩きやすい。中岳の登り下りを経て木曽駒ヶ岳へ到着。
山頂は360度の好展望。体感温度は10度以下、風は強く寒かった。風を避けて昼食をとる。ここらの山荘はまだどこも営業前。トイレはない。
帰路はまた乗越浄土でアイゼンを装着。少しの間、雪のない岩の上をアイゼンで下る。またカールへ向けての急傾斜の下り。午後になり雪はさらに緩んでいるのでかかとに体重を乗せて下ると安定もよくとても快調に下れた。
あっという間に千畳敷駅に到着。
さあ、お疲れ様。アイゼンも外して、水も一気に飲み干し、ロープウェイに乗りますか?と、思いきや…。「ピッケルだけ持って来て。アイゼン無しで歩く練習します。」と、リーダー。すっかりスイッチオフした後のまさかの訓練。まだかまだかとブーブー言いながらの訓練だったが、リーダーがしつこく続けて下さったおかげで皆、アイゼン無しの雪上歩行もすっかり上達した。
訓練を終えるとちょうどホルン隊の演奏が始まり、いいタイミングでアルプス感を満喫。これもリーダーのおかげ様。ということに。
帰りのバスからはどれだけ見つめても瞳に優しい新緑の美しい森を楽しんだ。そして、こまくさの湯へ立ち寄り。お風呂と食事のセットがお得。各々ソースカツ丼、ソース海老カツなどを食して名古屋への帰路につきました。