雨飾山(1,963m)
2016年10月1日(土)
自主山行
メンバー
CLのりさん、SLはやっしー、河ちゃん、youichi、ひーちゃん、山師匠、ターコ、ゆかりん、まいまい、よこたん、まーちゃん、ちえぞう、会員外2名
コースタイム
8:25雨飾温泉登山口~8:55難所覗き~9:40一ぷく処~10:40中ノ池~11:10笹平~11:40雨飾山山頂着~12:15雨飾山山頂発~12:35笹平~13:10中ノ池~13:55一ぷく処~14:40難所覗き~15:00雨飾温泉登山口
屋根を叩く雨音で目が覚めた。
昨晩は深夜の到着にも関わらず山荘のご厚意で部屋で仮眠することができた。「雨の中を登るのは嫌だな」と思いつつ起床時間が近づいていたので布団を出る。窓から外の景色を見ると小雨だ。出発する頃にはやむだろう。山荘で山盛りのご飯をいただく。白米が美味しい。そうだここは新潟、米処だ。美味しいお米のパワーで今日はしっかり歩こう。
生憎、出発時間になっても雨はやまなかった。各自ウィンドブレーカーやカッパを着て出発。「都忘れの湯」という混浴露天風呂の横を通り登山道に入る。実は私の今回の山行の真の目的はこの温泉と山荘での宴会だ。
登山道に入るとすぐに岩がゴロゴロした急登が私達を出迎えた。蒸し暑さで早々にカッパを脱ぐ。30分ほどで薬師尾根にでる難所覗きというポイントに着いたが草が茂っていて難所をのぞくことができない。ここから梶山分岐の笹平まで急登が続く辛い道のりだが、天候が回復し時おり臨める日本海や海谷山塊の雄姿に元気づけられ順調に登ることができた。
小谷からの登山道と合流し広大な笹原の笹平に着いた。平らな笹の間の道をお散歩気分で進むと山頂直下の急登へ。ずっと急登続きの登山道で少々うんざりだったが、山頂はもうすぐそこだ!と奮い立たせ登りきった。
山頂は360度の大パノラマ、糸魚川市の田園風景と日本海、周辺の山々を見渡すことができた。山頂からは今まで歩いてきた笹平の道も眺めることができ、この道のラインが女性の横顔のように見える。昼食をとりながら笹平を眺めていると少し遅れていた後続のパーティが現れ、お互い手を触り合った。全員が集合したところで記念撮影をし先行パーティは下山を開始。
登りはコースタイムを短縮する良いペースで登ったが、下りは滑りやすい木の根や岩、ドロドロの道に悪戦苦闘しながら慎重に降りた。
下山後はお楽しみの温泉と宴会で多いに盛り上がった。美味しい地酒とボリューム満点の美味しい食事。山荘の方からのサービスも有難かった。混浴露天風呂の「都忘れの湯」は灯りがなく真っ暗なので男女気にせず浸かることができた。ちょうど新月で満天の星を眺めながらの最高の温泉だった。
雨飾山は小谷温泉からのコースの方が登りやすく人気だが、急登のツライコースでも雨飾山荘での宴会と温泉がセットされた雨飾温泉からのコースをまた登りたいと思うほど今回の山行は楽しかった。温泉と宴会好きの人には強くオススメするコースであった。