南紀 立間戸谷(下部)


南紀 立間戸谷(下部)

日時2017年11月5日(日)
メンバー:ニンニン(CL/記)、ひらちゃん(SL)、しょう

コースタイム:
7:18 子ノ泊山 下和気登山口 ⇒ 7:52 源助滝(下部) 8:45 ⇒ 10:20 源助滝(上部) 11:13 ⇒ 12:12 3段8m(上部) 12:41⇒ 13:22 遡行終了点(支流との出合) ⇒ 14:30 子ノ泊山 下和気登山口

フリクション:よく効く
ヒル:なし

登山道を巻いている記録が多い、源助滝から続く滝を見るために計画。
下部の記録はほとんど無かったので、装備も万全の体制で挑戦した。
クライミングシューズでは思っていた程の難易度ではなかったが、沢靴ではラバーでもきつい様子だった。

いままで泳ぎメインの沢が多かったが、来年以降は登りも増やしていこうと思える楽しい遡行だった。(来年はまた上ノ廊下みたいなので、泳ぎメインかも・・・)

・子ノ泊山 下和気登山口~源助滝
 新宮側からは通行止めなので、上流の三和大橋から三重県に入る。
 通行止めの看板から10mほど進んだところが登山口。車は3台くらい駐車可能。
 「道の駅 瀞峡街道 熊野川」から見える谷が目的の立間戸谷。
 源助滝は90度曲がった岩陰なので国道168号線からは見えることはできない。

・源助滝(下部)~(上部)
 準備をし、1ピッチ目開始。
 自分としょう君はクライミングシューズ、平ちゃんは沢靴(ラバー)で登った。

 木を目指して直登し、その後は木を繋いで登って行く。
 特に難しいところも無く、1段目から続く肩あたりのテラスでピッチを切った。


 その後、上部を目指左側へ抜けた。
 (後からほかの記録を見ると、この辺りから右に向かい落口に直接でていると思われる)

 木を抜けると、スラブのトラバース。
 中間にリングボルトが1個打ってあった。

 2段9mよりも高い位置に出てしまったので、ロープをフィクスし懸垂で2段9m上部に降りた後、源助滝落口へ降りた。


・源助滝(上部)~2段9m~3段8m(上部)
 3段8mは登れる感じではなく、手前の大岩に登って記念撮影。
 大岩に登るために、カム(キャメロットC3 #00、リンクカム#0.5)とアブミを使用した。(使ったのはここだけ)

 懸垂したところまで戻り、3段8mを巻くためにスラブを直登。
 適度な間隔でリングボルトが打ってあるが、上のほうはいくつかリング部分が朽ちていた(沢靴でアブミ使用で登ったと思われる)。
 クライミングシューズでは苦もなく登れるが(5.7くらい?)、沢靴の平ちゃんはだいぶ苦労していた(指1本くらいのくぼみが多数あり、クライミングシューズだと立てる)。


 スラブの直登を終え、壁との間をトラバースし、3段8m(上部)に出た。


・3段8m(上部)~出渓点

 スラブの両岸に大岩がふさぐような遡行が続き、
 その後緩やかな雰囲気となったところで遡行終了。

・出渓点~駐車場
 明瞭な登山道を左俣まで下る、谷を渡る場所を見落としたため、
 そのまま左岸側を下り、源助滝へ向かった道へと出た。

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