ハイキングレスキュー訓練


同志会訓練

ハイキングレスキュー訓練
日時 2018/5/20 9:00~16:00
場所 猪高緑地公園、名東スポーツセンター

メンバー
CLミキティ、SLひろ、マルリンモンロー、はっしー、たくみ、gigi、ホリー、さとえちゃん、ニシエダ、エスパー、あきち、山師匠、みどり、ひー、かっちゃん、おくちゃん

スケジュール
9:00~ ①テーピング&三角巾救急法
11:50~ 搬送訓練
12:50~ 昼食
13:20~ ロープワーク訓練(屋内)
14:00~ ロープワーク訓練(屋外)
16:00~ 反省会
16:20  終了

1.テーピング&三角巾救急法
(1)足首の捻挫時のテーピングでの応急処置
アンカーテープ→スターアップ→アンカーテープ→ホースシュー→フィギュアエイト
(三角巾による足首固定も練習した)

注)アンカーテープにしわが入らないように巻く
スターアップはアンカーテープよりはみ出さない
足首をどちらにひねったかで引っ張る向きが変わる

(2)腕骨折時の三角巾を使用した腕の吊り方
三角巾で腕を吊る際の注意点は
高さは心臓くらい、指先は隠さず出して、首の後ろではなく少しずらして結ぶ。
指先を出すのは、止血中など指先で血行を確認する為。

(1)、(2)とも、2人1組で出来たためしっかり学習、訓練ができた。

2.搬送訓練
(1)ザックのみで背負う方法
(2)ザック+雨具で背負う方法
(3)ザック+ストックで背負う方法
(4)ツエルト+ストックで担架を作る

(1)のザックだけで背負う方法は大きなザックを使用したがどちらも男性の場合は厳しい。
(2)の雨具を使った方法は雨具が意外と丈夫なことは分かったが背負われる人が下方向にずり落ちてしまい安定しない。腰より下に下がり背負う側もしんどかった。
(3)のストックを使う方法が一番安定して背負いやすかった。背負われる側もストックに座れるため楽だった。ストックにクッション性のあるものを巻くことでストックに座った際の痛みも軽減できた。
(4)のツエルトとストックで担架を作ったが、狭い山道では4人での担架運びは向かないことが分かった。
  

3.ロープワーク訓練(屋内)
(1)ムンターヒッチ(半マスト)、マストノット、エイトノットの結び方
(2)シュリンゲを使用した簡易ハーネス(チェストハーネス)の作り方

予習の効果があったのか、皆さんしっかり体が覚えているようで屋内では難なくできました。

4.ロープワーク訓練(屋外)
(1)ムンターヒッチ(半マスト)での下降
(2)ムンターヒッチ(半マスト)での引き上げ、ロアーダウン
(3)プルージックによるフィックスロープの上り下り
(4)ランヤードを使用した鎖場の通過

2班に分かれてそれぞれ訓練を行った。
屋内でロープワークの練習を行ったため、屋外でもスムーズに作業ができ、いい訓練ができた。

訓練を終えて(参加者の感想)
・テーピングを使った救急法が2人1組で、1人ですべての工程を行えたため非常に有意義だったと思う。
・救急法や三角巾を使った応急処置など、じっくりできたため参加者の理解度は高かったと思う。
・ロープワークでは支点作り、半マストで下降、半マストでの引き上げ・ロアーダウン、プルージック、ランヤードなど行い、よい復習になった。
・必須装備の必要性が改めて理解できた。
・今回の訓練を忘れないように復習したいと思います。
・今回の訓練は自分のためだけでなく、ほかの人のためにも、何かあった時に行動できるようにしてほしい。
・今回の訓練は16人と少数だった為、内容の濃い訓練ができたが、個々のスキルアップのためにも、復習のためにも、みんなに参加してほしい。
・準会員の私が初めてハイキングレスキュー訓練に参加してテーピングでの処置、三角巾での処置、搬送方法を学び、より安全に登山を楽しもうと思いました。学べてよかった!と思う、とてもいい訓練でした。

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