根子岳(2,207m)・四阿山(2,354m)
2018年11月25日(日)
自主山行
メンバー:CL いよちゃん・SLゴンちゃん・なかちゃん・よこたん(記)
コースタイム
8:05菅平牧場登山口→9:50根子岳→12:15四阿山→15:00菅平高原駐車場
四阿山へ登るコースにはいくつかあるが、今回は菅平牧場より根子岳を経由し四阿山を目指す周回コースを選択。前から登りたかった四阿山だったので私はとてもワクワクしていた。
菅平牧場の柵に沿った階段を登っていく。30分程で東屋があり、そこからは北アルプスが一望できる。しばらく進むと白樺の林だ。足元の笹(緑色)と白樺(白色)、そして空(青色)のコントラストがとても綺麗であった。次に目に留まったのが今シーズン初の霧氷である。その景色にみんなテンションが上がっていた。そのまま開けた道を進んで行くと根子岳の山頂へ到着。平らで広く眺望も楽しめる山頂だ。休憩するには良い場所なのだが、風が強く寒かったため、休憩はほどほどにして先を目指すことにした。ここからは暫く気持ちの良い稜線歩きとなる。所々大きな岩を通過し、その後背の低い笹の中を鞍部まで一気に降る。雪解けにより足元が少々緩んでいたため、滑りやすく転びたくない一心で歩きがかなり慎重になっていた。振り返って今歩いてきた景色を見ると、山や登山道の雰囲気がなんだか春雪解け時の鈴鹿の山に似ているように思えた。大スキマと呼ばれる鞍部より、四阿山へ向けての樹林帯の急登が始まるのである。木の根が上手く階段のようになっているため、歩きづらくはないのだが、どこまでも続く急登に休憩するタイミングが取れず、気がつけば一気に登り切ってしまった。樹林帯を抜けたところでお昼休憩をとり、山頂へ向かった。2つの分岐を通過し、木道を登ると東西に長い山頂に到着した。こちらの山頂もさえぎるものがないため、眺望が楽しめた。雪で薄化粧をした山は今だけの限定だろう。そんな山頂を後にし、中四阿分岐より菅平牧場を目指した。樹林帯へ突入すると枯れ葉とその下に隠れた岩、そしてドロドロの土に疲れた足をとられながら、登山口へ着いた。