安達太良山(1,700m)
2020年7月23日(木)
自主山行
メンバー：CLよこたん・SLひびどん・棟梁・えみちゃん・ちあきちゃん
コースタイム
8:24奥岳登山口→9:06薬師岳→10:30安達太良山→11:56くろがね小屋→14:22奥岳登山口
安達太良山は福島県を代表する名山の一つ。奥岳登山口からスタートし、ロープウェイで約10分間の空中散歩を楽しんだ。まずは薬師岳方面へ向かい「ほんとの空」を見にいく。「ほんとの空」とは高村光太郎の詩集・智恵子抄の “あどけない話”にでてくる一節で、安達太良山の上の青空のことを指している。この日は残念ながら曇り空。
整備された木道は、徐々にゴロゴロとした道に変わり、緩やかだった道も少しずつ傾斜も増していった。森林限界を超え、視界が開けると、ゴツゴツとした岩塊の山頂が姿と現した。稜線では日本海側から太平洋側へと風が通り抜けていくため、強風になることが多いとのこと。特に牛の背周辺は最も強く、十分注意が必要だ。山頂へは梯子のある左コースから登り、ほぼ垂直の岩場で降った。そして爆裂火口へと。楽しみにしていた別世界の様な景色はガスの中だった。しばらく待ってみたが神秘的な姿を見ることはできず本当に残念だった。
ここから先は下りが続く。時折ブルーベリーを味わい、温泉とカレーで有名な“くろがね小屋“で休憩し、雨が降り出す前に登山口に到着した。
今回は一番ポピュラーなコースで安達太良山を楽しんだ。鬼面山・箕輪山・鉄山の縦走もできるし、紅葉も素晴らしいとのことなので、チャンスがあればまた登ってみたいと思う。
