メンバー: しん(CL) へいちゃん のっち たあこ(岳)
コースタイム :
7/28(金)5:00鍋平駐車場→7:45白出沢出合
→10:05槍平小屋→12:55千丈沢乗越分岐→14:40槍ヶ岳山荘
7/29(土)6:00槍ヶ岳→8:35左俣岳→10:30双六小屋
→13:30大ノマ岳→17:00笠ヶ岳山荘
7/30(日)5:20笠ヶ岳山荘→7:30笠新道分岐→12:20笠新道入口
→13:15新穂高温泉
今回は50周年記念山行の1つ「笠ヶ岳」を登って来た。笠新道のピストンではつまらないと槍ヶ岳をプラスした2泊3日の贅沢な山行だ。前泊予定の新穂Pはいきなりの満車で鍋平Pに移動、平日の夜なら比較的空いているかなという考えは甘かった。
(1日目)新穂高温泉から歩き慣れた右俣林道を歩き始める。目指すは槍ヶ岳。千丈沢乗越手前で紫が鮮やかなトリカブトが咲いていた。以前登った時も咲いていたなぁと懐かしかったが、それは今から山頂まで急登が始まる目印でもあった。予報通りの雷雨に見舞われ、祈る気持ちで山頂のテン場が空いている事を願いながら登った。テン場が空いていると聞いた時はホッとした。冷えた身体を温めようと小屋に入り、暖かい飲み物を頂いた。この時、外のザックの中に入っているウエアを取りに行くのが面倒で、濡れたまま座っていた事をのちに後悔することになる。夕飯はリーダー手作りのおろしうどん。爽やかで力になった。
(2日目)朝のテン場は写真撮影で賑わっていた。真っ赤な日の出に本日の晴天を確信する。まずは昨日雨で登れなかった山頂へ。意外にもへいちゃんは槍ヶ岳が初登頂だそうで一緒に登れて良かった。今日の計画は以前歩けなかった西鎌尾根から双六小屋経由の笠ヶ岳までを歩く。笠ヶ岳のテン場は狭くて、到着が遅いと張れる所がなくなってしまうので14:00到着を目指したい所だが、どうも私は昨日風邪を引いた様で呼吸が苦しくペースが上がって来ない。見兼ねたリーダーが大ノマ乗越から1人でテントを張りに先陣を切ってくれたお陰で、残りのメンバーは壮大な景色を楽しみ、ふいに現れた雷鳥に喜び、心にゆとりを持って縦走路を歩くことが出来た。
(3日目)今日は笠ヶ岳山頂で証拠写真を撮り笠新道から下山する。ここはテン場と小屋が離れていて、お腹が痛くなってからではトイレは間に合わない。山頂には多くの登山者がいて写真を撮って下さった。50周年の旗を掲げると拍手してくれた。京都からみえたグループだそうだ。下りの笠新道は長~い急登のため、登って来る人達が所々で日陰を見つけては休憩をしているのが印象的だった。下山で良かった。