雪上訓練(伊吹山)


2014年12月13日~14日 雪上訓練(伊吹山)

参加メンバー

A CL ソンベ / SLもっちゃん / ナッツたけだ / ひらちゃん / たけ / しょう

B CL ハチオ / SLコッシー / ふーさん / タッチー / ムッチー / なかちゃん / 河ちゃん

C CL 山師匠 / SLニンニン / いよちゃん / しげさん / さとみん / 関ちゃん

D CL gigi / SLエスパー / まきちゃん / こーのさん / まいまい / ひで

Aパーティー記録担当 / しょう

当初の予定の西穂から天候を考慮して雪上訓練は伊吹山に変更になりました。

前日は久しぶりのワクワク感、2日前に確認した装備をもう一度ザックからだして再確認。

当日は7時に各車養老SAに集合し伊吹山登山口へ再集合しました。

登山口の駐車場で手招きするおばあちゃん発見、おばあちゃん家の駐車場を借りることに。

お礼にみんなにみかんと飴を配っていましたがもうザックぱんぱんです、おばあちゃん。

駐車場で共同装備と食料の振り分けをしました。

ザックに自分が準備した装備に加え共同装備と食料、みかん、飴ちゃんを入れると、なかなかの重さに…出発前に量ると29キロありました。

仙丈ヶ岳ではもっと装備が増えます、歩く距離、時間も増えます、軽量化が必要そうです。

今回は共同装備でガスコンロの準備担当ではなかったのですが、自分用も持参していました、これも軽量化できる装備ですね。

出発前に早くも改善点がみつかりました。

みかんを貰ってもザックではなく胃にいれるように心掛けます。

903 登山口

登山口では雪は降っていませんでした、気温もそんなに低くなく僕自身もアンダーウエアの上から1枚羽織る程度でした。グローブもなし。

皆さん重たい荷物を背負っているのでスローペース、汗をかかない良いペースでした。

940 1合目

最初の小休憩、樹林帯を抜けて少し広い場所にでてきました。

風が吹いてきたのでザックをおろしての休憩は少し寒かったです。

歩いていると暑い、止まると寒い…どっちやねん!と思いますがよくある事です。

汗をかかないペースで登る、体が冷えるような長さの休憩を少なくする、これも冬山では必要だなと思いました。

新調したファイントラックのドライレイヤー、ベースレイヤーが大活躍です。(ファイントラックの回し者)

ここからは雪もあり風が時折強く吹く時は寒かったです。

1010 2合目

1100 3合目

東屋にて休憩。

テルモスにいれてきた味噌汁がとても美味しかったです。

前日の夜にいれたのですがものすごい保温力です(テルモスの回し者)

夏はいつもハイドレーションですが冬は凍って飲めなくなるので暖かい飲み物はテルモス、冷たい飲み物はあのプラスチックのやつです、開口部が大きいあれです。

しかし冬でも冷たい飲み物が飲みたい時にすぐザックからとりだせないのでハイドレーションのチューブ部分に断熱材を巻くなどして凍らないか試してみたいです。

1130 5合目

ここで30分程度のお昼休憩です。

お昼休憩が終わると今回の目的の雪上訓練のスタートです。

5合目にザックを置いて6合目あたりまで登りました(背負って登った人もいます)

1日目の訓練内容は

アイゼン歩行(登り・下り・平坦・トラバース・岩の上)

ピッケルを使っての滑落停止(労山式・岳連式)

耐風姿勢

前の会にいるとき時も雪上訓練には参加したことがあるので特に新しい発見というものはあまりなかったのですが再確認する良い機会になりました。

滑落防止の上では雪の上ではこけない事が第一優先なのでアイゼンを裾に引っ掛けない事、滑ってこけてしまっても滑りだしの初動でとめる事がとても大事だなと思いました。

今回の訓練では雪もやわらかく急な斜面もなかったので機会があればほんとに滑り出したら止まらないような場所で訓練をしてみたいなと思いました。

訓練後5合目まで下っているときに風がものすごく強かったのですが自分が持っているゴーグルが小さいのかバラクラバの隙間から肌が覗いている部分があり肌を刺すような寒さでした。

その肌が覗いている部分を隠すためにゴーグルをずらしたりする作業などでやはりグローブをつけたままする事が多く、たかがゴーグルをずらすだけでも手こずっていました。

寒さ対策だけ優先の分厚いグローブはダメだと思いました、仕方なくグローブを外して行う事を考えて2重のグローブがやはり実用的だなと思いました。

ゴーグルももう少し大きいサイズで曇りにくい物を買いたいです。

訓練後は3合目まで下りテント設営です。

当初の予定は5合目にテントを張りトイレも作る予定だったので雪の上でのトイレを楽しみにしていたのですが残念です。

テント設営はやはりスピードが大事だと思いました。

そのスピードの中でもポールは雪の上に乗せると付着した水分が凍ってしまって折りたためなくなってしまうので空中でテントに通すなど…今回の訓練では多すぎて書ききれないですがこのテント設営とテント生活の訓練が僕の中では学ぶ事が一番多かったです。

夜はテント内でとても美味しいキムチ鍋を食べました。

思い荷物を運んでよかったです。

テント内ではテント生活訓練に加えもっちゃんによる恋の雪上訓練も開催されました。

学ぶ事はなかったです。笑

2日目

朝起きるとシュラフとシュラフカバーの間に結露が…この程度なら仕方ないですね。

外を見ると1日目のくるぶしぐらいの雪に比べ、すねあたりまで雪が降り積もっていました。

朝食をとりテントを雪に埋めていざ2日目の雪上訓練です。

2日目の訓練内容は

ビーコン操作

雪上での確保

ピッケルを使っての滑落停止(労山式・岳連式)

前日に行った滑落停止訓練をもう少し急な斜面でやり込み、新たに雪上での確保訓練、ビーコン操作を行いました。

このスタンディングアックスビレイも前の会で経験があるので再確認する良い機会になりました。

やはり体重差があるとピッケルだとすぐ抜けてしまうのでスノーバーは必要だと思いました。

ビーコンの操作方法もある程度は分かっていたのですがヒューマンエラー防止と装置が正常に動いているかの確認方法で、一つの装置を送信状態にし他の装置を受信にして1人1人かざしていく、逆に送信にしていた装置を受信にして受信にしていた装置を送信にして、また1人1人かざしていく。そして最後に受信にしていた装置を送信にして完了。

ビーコンを使う上で必ずしておきたい確認だと感じました。

ビーコン訓練も12時には終わり13時にはもう登山口まで降りてきました。

帰りはみんなで薬草の湯に入り反省会をして帰りました。

今回感じた反省点をぜひ次回からの山行に生かしていきたいです。

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