白馬三山~不帰嶮~唐松岳(2,696m)


白馬三山~不帰嶮~唐松岳(2,696m)
2018年9月22日~24日
自主山行
メンバー:CLいよちゃん、youichi、よこたん、まーちゃん(記)
コースタイム
9/22(土) 7:00栂池高原→7:46自然園駅→11:26~11:55白馬大池→13:47小蓮華山→15:31白馬岳→15:50白馬山荘
9/23(日) 5:51白馬山荘~7:12杓子岳~8:16鑓ヶ岳~12:03不帰嶮~14:24唐松岳~14:41唐松頂上山荘
9/24(月) 7:41唐松頂上山荘→8:16丸山ケルン→8:33扇雪渓→9:15八方池→10:40八方池山荘→11:10八方駐車場

9/22(土)
ロープウエイを乗り継いで、登山口のある栂池自然公園へ移動。雨天の為、レインウエア着用でのスタートだった。泥道を登った先に開けた天狗原は、秋色の美しい湿原だ。大きな岩が続く場所を抜けるとしばらくで乗鞍岳、そこから間もなく白馬大池へ到着する。いつしか雨は止み晴天になったので、レインウエアを乾かしながら、ここで大休憩をとる。
次は白馬岳まで頑張る。難路ではないが、とにかく風が強い。小蓮華岳から三国境のあいだは特に強風が吹きつけていた。さらに、長いザレ場が続き、歩くことも退屈になってくる。うんざりしたころ、ようやく白馬岳へ登頂!遠方から見ると山頂が独特な形の山で、いつか登ってみたい願望があったこともあり、この登頂は大満足だ。
そして、すぐ先には白馬山荘がある。ここは収容人数日本一を誇る山荘だ。開設は1906年で、宗教登山に由来しない山小屋としては日本最古でもある。しかし、小屋は立派な佇まいで水も豊富、標高の高い場所にも関わらずとても快適だった。

9/23(日)
小屋の朝食をしっかり食べて、長い一日に備える。まずは杓子岳と鑓ヶ岳へ登頂。これで白馬三山を制覇だ。昨日のうちに小屋で購入してしまった三山の山バッチ、無事に登頂できたので後付けながらも一安心。鑓ヶ岳を下り、天狗山荘を越えてどんどん進むと、驚くほど激下りする場所に出た。ここは天狗の大下りという難所だ。皆で覗き込んで硬直したが、一息ついてからヘルメットを装着、気を引き締めて下り始める。終えてみれば、鎖はついているし丁寧に下ればそんなに苦はなかったが、できればこんな下りは行程中一度きりが良いと思った。
この付近からが不帰嶮。個人的には一番楽しみにしていた場所だ。大岩をよじ登るのはとても楽しい!但し、滑落すればどこまで落ちてしまうやら。登れば下りが発生する。天狗の大下りほどではないが、それなりにハードだ。不帰嶮のハイライトは1峰から3峰を通過する辺りだが、適度なスパンで地形に変化がくるので、飽くことなく歩けてしまう。ハイテンションのまま唐松岳へ登頂し、本日の山行は無事終了となる。

9/24(月)
今朝も晴天。早朝から唐松岳には登山者の姿が確認できる。今日は八方尾根を下るだけなので、どこかのんびり気分で荷をまとめてから出発。途中、左手には今回歩いた縦走路すべてを望める絶景が広がっており、何度も立ち止まって写真撮影を行う。扇雪渓付近からは植物が多く、ススキやナナカマドの赤い実が印象的だった。
八方池山荘まで下山し、その先はリフト等を乗り継いで八方の駐車場へと辿り着き、3日間の行程が終了した。

9/22(土)

9/23(日)

9/24(月)

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