メンバー:はっすぃー(CL)・ターコ(SL)・あや・よこぴー・夏目
天候:2/21(土)晴れ・2/22(日)晴れ・2/23(月)雪
行程:
1日目 美濃戸口 9:00 → 美濃戸登山口(北沢)10:50 → 赤岳鉱泉
2日目 赤岳鉱泉 5:00 → 行者小屋5:30 → 赤岳 7:40 → 横岳(奥ノ院)10:20 → 硫黄岳 12:10 → 赤岳鉱泉 13:50
3日目 赤岳鉱泉 5:50 → 美濃戸登山口(北沢)7:20 → 美濃戸口 8:30
<1日目>
3連休ということもあり混雑が心配されましたが、幸いにも美濃戸口に駐車することができ、美濃戸山荘まで歩いて入山しました。道中はアイスバーン状の箇所が多く、歩き始めてほどなくアイゼンを装着。無理のないペースで赤岳鉱泉を目指しました。
赤岳鉱泉に到着すると、先行していた合宿Aチームと合流。名物のアイスキャンディーが見事に完成しており、アイスクライミングを楽しむ方々で賑わっていました。
テント設営と昼食を済ませた後は、明日の縦走に向けて、ロープワークの確認(トラバース時のフィックスロープ設置・回収)を行いました。この日の夕食のメニューはごま油と生姜が効いた、麻油鶏風鍋。冷えた身体にやさしく染みわたる美味しさでした。
<2日目>
5時出発のため3時に起床。5人分の朝食用の湯や行動水(お湯)を準備するにはやはりそれなりの時間がかかりました。出発2時間前に起きておいてよかったと感じました。
予定通り5時に出発、まずは行者小屋まで歩き、そこでハーネスを装着し、いよいよ縦走のスタートです。
文三郎尾根から赤岳への登りは、所々で鉄階段が見えるほどの積雪。2月の八ヶ岳にしては気温が高く、山頂直下は雪が少なく、夏の岩稜帯を思わせるようなコンディションでした。
赤岳を登っている最中に徐々に日が昇っていたようで気がつけば朝になっていました。
無事に赤岳山頂へ到着し、まずは1座目の記念撮影。赤岳展望荘は営業していなかったため、風を避けられる場所で休憩を取り、横岳へ向かいました。
地蔵尾根分岐付近では、合宿Aチームが地蔵尾根から登ってくる姿が見え、その頑張っている様子に元気をもらいました。
横岳は小ピークが連なる美しい稜線。最高地点「奥の院」までは細い雪のトラバース箇所もありましたが、早い時間帯だったため雪も安定しており、落ち着いて通過することができました。
奥の院から振り返ると、堂々とした赤岳と阿弥陀岳、そして遠くには富士山も望めました。せっかくなので2座目として、記念撮影も行いました。
奥の院から硫黄岳へ続く道は、まずは台座ノ頭という地点から大ダルミという鞍部に一度降りる必要があり、一箇所傾斜の強い岩場のクライムダウンがありました。今回は鎖がしっかり出ていたので不安なく通過できましたが、もし鎖が凍っていたり、雪に埋まっていたりしたらなかなか危険だと感じました。
大ダルミまで降りてから硫黄岳までは雪のない道が続き、陽も高くなってきて春のような暖かさでした。
そしてついに硫黄岳に到着。みんなで一旦の登頂の喜びを分かち合い、3座目の記念撮影をしました。
爆風の硫黄岳というイメージがありましたが、この日は比較的穏やかな風でした。それでも、地形的に風が強まりやすい山であることは感じられました。
爆裂火口を眺めた後、早めに下山開始。樹林帯のつづら折りを淡々と歩き、無事に赤岳鉱泉へ戻りました。
事故なく、景色も存分に楽しむことができ、充実した一日となりました。
<3日目>
この日は予報も良くなかったため、前日に6時下山開始として3時に起床しました。
朝食と撤収作業中にはみぞれ混じりの雪が降り、装備をできるだけ濡らさないよう気を配りました。これまで天候に恵まれていた分、こうした状況もまた冬山らしい経験だったように思います。
雪の中でも各自が役割を意識して行動し、6時前には赤岳鉱泉を出発。下山路も凍結箇所が多く、最後まで声を掛け合いながら慎重に歩きました。
そして無事、美濃戸口へ下山。
合同訓練が多くはない中で臨んだ今回の合宿でしたが、本番では最後まで一致団結し、安全に行動できたことが何よりで、充実感と達成感に満ちた、素晴らしい合宿になりました。